new 2011.5.25  Last up date 2012.11.11
ヘッドフォン・イヤホンから電波を受信

■大阪でも室内では電波を受信しづらい

 大阪は、おおたかどや山標準電波送信所(40kHz)と、はがね山標準電波送信所(60kHz)の両方を受信できるが、室内ではどうにも電波時計の受信感度が悪い。窓際に置こうにも、電波の障害?となるパソコンやらモニターがビッシリでこれまた受信せず。

 室内ではどうにも受信しなくて、屋外に出すことによりようやく時計は修正される。せっかくの電波時計も、ここまで室内の受信感度が悪いとガッカリもんだ。

■電波時計用JJYシミュレータ

 2011年東北の震災による、おおたかどや山標準電波送信所(福島)の停波によって一躍有名になったと思われるソフト。存在は知っていたけど、アンテナの自作が面倒くさそうだったので使うまでには至らなかったのだが、地震後、使用レポートをするブログが多くなり、それらによりイヤホンでも代用できるらしいということ知ったので、自分も試してみた。

写真には映ってないけど、イヤホンは時計の後ろ側に設置

 音波は常時起動のPCから出力することに。死蔵していたRX-500は、3mもケーブル長があったことを思い出して蔵出し
→電波時計の土台部分にぐるぐる巻きにしてアンテナもどきを形成(必要?)
→時計にかぶせるようにヘッドフォンをはめ込む
→JJYシミュレータを起動させる
→音量MAX
→電波時計の受信ボタンを押す
→どうも電波が安定しない、出力が弱いか?
→配線を分岐し、100均のイヤホンを電波時計の後方に設置して音量ブーストして安定
→タスクスケジューラーで、電波時計が自動受信する時間にJJYシミュレータを起動、10分ほどで終了させる。
→スピーカーからも音が出るため、電波出力時には強烈な高音が耳に響く

→じゃんぱらにスピーカーケーブルのジャンクがあったので購入し、ついでに電線も用意してアンテナを作成。

家にあったビニールテープはベタベタで使えなかったので配線はむき出し(のちに購入し装着)


実際の配置。

JJYシミュレータ作者のページでは、「アンテナの輪の正面側が電波が一番弱く、輪の側面が一番強くなります」とあったが、家ではなぜか正面のほうが電波が安定したのでこんな配置にしている。音声デバイスが安物USBのを使っているが、低出力なのか50cmしか受信範囲がない、試しにlogicoolのZ323+SE90-PCIで、ボリュームMAXにしてJJYシミュレータを起動させると1m離れていても受信できた。

 ちなみに、この電波時計は1000円の安物だが、もう一つ所有しているカシオの電波腕時計(5000円くらいだったかな)は、部屋の特定の場所に置くと、シミュエータを使わなくても普通にはがね山の電波を受信する。優秀な腕時計だったが、今は受信部分だけ壊れて、普通の腕時計に成り果てている。
 さらに、時計の近くにある空気清浄機が起動しているときは、シミュレータを起動していても電波を受信しなかった。何かが阻害しているのだろう。

参考:
http://www.starstonesoft.com/JJY_Simulator.htm 電波時計用JJYシミュレータ
http://ameblo.jp/ef-raf/theme1-10022323616.html えふ@シモ・ヘイヘにはなれない