AviutlでTS→mp4
個人の方法です、スマートではないかもしれません。ファイル容量やらハードルやらが上がるBonTsDemux・GDIndex・Avisynthを使用しません。主に備忘が目的なので色々省略したり、わかりづらくなってる箇所がありますが、ご了承ください。
★目次
■家の環境
■用意しているもの
■[Rec-PC]深夜に録画→EpgTimer_Bonの録画後実行bat
■[Enc-PC]robocopyでEnc-PCに転送bat
■Aviutl編集手順
□本編前後CMだけカットする
□本編中のCMや提供も全部カットする
■余談(RAMDiskとAviutl)
■わりとどうでもいい家の環境。
[Rec-PC] 録画用PC。全自動、部屋から離れた場所にあるため自部屋からリモート操作、Svr-PCにも同時録画
深夜に録画→EpgTimer_Bonの録画後実行bat(後述)→休止→朝タスクスケジューラで復帰
エンコするもの :リネーム→gopリスト作成→aac抽出
エンコしないもの:リネームのみ。
[Enc-PC] エンコ用PC。
朝、前日にRec-PCで録画したtsファイルをrobocopyで転送。
Aviutlでカット編集、エンコ〆
[Svr-PC] ホームサーバー。
朝、前日にEnc-PCでエンコしたファイルをrobocopyで転送。↑と同時に実行される
tsファイルはRec-PC(3ヶ月)・Svr-PC(1年〜)に保存している。エンコファイルは
Enc-PC・Svr-PCに保存。
[Net-PC] 視聴用。ここでは触れない
■用意しているもの。つreadme。録画関係のソフトは記述していない。下記も全て必要ではなく、各環境にあわせて用意するといいと思う。
[Rec-PC]
ts2aac →tsからaacを抽出するソフト。
SCRename →録画したファイルをしょぼいカレンダーのデータを利用してリネーム。
mme.exe →MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-Inに同梱。tsをAviutlで編集できるようにgopリストを作成してくれる。
※aviutlでm2v.auiを使ってtsファイルを読み込むと自動でgopリスト作成するので、録画終了段階でgopリストを作りたい人のみ必要
Aviutl →フィルタリングソフト、エンコもできる。
mpeg2+aacなtsからx264+aacなmp4にするのに用意しているプラグイン、プログラム
x264.exe →H264AVC(x264)でエンコードするプログラム
x264guiEx.auo →mp4で出力するプラグイン
mp4box →mp4にx264とaacを格納するプログラム
TSを読み込むのに必要なプラグイン
m2v.aui →MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-Inに同梱。tsファイル(映像のみ)を読み込み
aacfaw.aui →aacファイル(音声)を読み込み
TS編集するのに便利な表示プラグイン。
cutedit.auf カット編集プラグイン→カット編集バー・カットポイント作成ボタンを表示
chapter.auf(※) ※チャプター編集プラグイン+無音&シーンチェンジ検索機能→無音位置にチャプター打つプラグイン、推定CM位置等を表示
blocksel.auf ブロック選択ツール→ブロック単位でフレームを選択するボタン表示。カット編集後のカットポイント〜カットポイントを選択するボタンがある
jump.auf ジャンプウィンドウ→前後フレームのプレビューを表示
move.auf 移動ツールプラグイン→プロファイル移動ボタンや指定フレーム移動ボタンとかを表示
movearound.auf 特殊移動→シーンチェンジまで自動ジャンプできるボタンを表示 →404 →ジャンプウィンドウで代替できる
timejump.auf 時間ジャンププラグイン→1.5.10.15.30.60.90秒単位でジャンプするボタンを表示
他フィルタプラグイン。
FAWPreview.auf →FAW(またはaacfaw.aui)で読み込んだ音声のプレビューが可能に
AviUtlをコマンドラインから操作するコマンド群 →多種プログラム群
nlmeans_light_GPU.auf →ノイズ除去
logoscan.auf delogo.auf →ロゴ除去
auto24fps98d.auf →インターレース解除のプラグイン版。23.976fps決め打ち。自動フィールドシフトは使わない派
ResizeFilter.auf →リサイズ
waveletaf.auf と waveletaf2.auf →低周波成分保護フィルタ
smoothing.auf →スムージングフィルタ ←と↑はpopさんのページ参照
ClassiNy →ファイル振り分けソフト。1つのフォルダに録画したファイルを番組名フォルダに自動振り分け
@echo off
setlocal
rem SCRename.vbs をインストールしたパスを設定
set SCRPATH=C:\tool\SCRename4.0
for /F "usebackq delims=" %%I in (`cscript //nologo
"%SCRPATH%\SCRename.vbs" "$FilePath$" "$SCtitle$$SCpart$ #$SCnumber$「$SCsubtitle$」"
%2 %3`) do set SCRTARGET=%%~I
for /F "usebackq delims=" %%I in (`cscript //nologo
"%SCRPATH%\SCRename.vbs" "\\SERVER\エンコ済ts2\$FileName$.ts" "$SCtitle$$SCpart$ #$SCnumber$「$SCsubtitle$」"
%2 %3`) do set SCRTARGET2=%%~I
rem 設定例
cd /d C:\tool\SCRename4.0
before_encode5.bat %SCRTARGET%
endlocal
@echo on
setlocal
::mme.exeを使用してgopリストを作成
C:\tool\bat\mme.exe -g -q "%SCRTARGET%"
::ts2aac.exeを使用してaacを抽出
C:\tool\bat\ts2aac.exe -i "%SCRTARGET%" -o "%SCRTARGET%"
endlocal
■Aviutl編集手順(個人の以下略
個人のやりやすいようにやればいいんじゃないでしょうか。自分もちょいちょいやり方変えてます。以下のリンクで図解してますが、プラグイン導入などの細かなところは端折ってます。あと、両方のやり方共に、局ロゴを消すことを前提にしてます。
■余談
・ロゴ検出型自動CMカットプログラム logoGuilloは、チャプター編集プラグインの代替になります。ver2になりGUIとかついて、とても扱いやすくなりました。ただしavisynthを使用するためこちらの説明では使用していません。録画後バッチに組み込めるので便利です。